腫瘍(しゅよう)の症状や原因、治療法について

犬の罹患する腫瘍(しゅよう)には人間や他の動物に発現した場合と同じように良性と悪性が存在します。

良性の場合は命を奪いかねないような緊急性を伴うものは少ないのですが、悪性の場合は逆で、進行が早い上に他の臓器へ転移することもあるため、
少しでも気付くのが遅くなればなるほど命を落としてしまう危険も孕んでいます。

【症状】

腫瘍は体のどこの部位にできるかによってさまざまな症状を引き起こします。

皮膚にできた場合は胸や腹、脇、股下などにできてしまうことによって変わる犬の歩き方に異変を感じ取ることができたり、傷やできものができて膨らみ変形してきたりと目視による変化を確認することができます。

乳腺にできた場合は胸や脇、腹、股下にしこりを確認することができます。
腹部にできた場合には嘔吐や下痢、排便や排尿に障害が出る、体重減少、腹部膨張などの症状を確認することができます。
骨にできた場合は何も怪我などはしていないのに歩行に障害が出るなどの症状があります。
以上のような症状に気付いた場合、悪性の可能性もあるので早いうちに医者に判断を仰いだ方が賢明です。

【原因】

腫瘍の起こる原因は様々な要因が絡み合っていると言われています。

そのうちの1つはペットフードです。色々な種類のある昨今のペットフードですが、
中には粗悪品も存在しており体に良くない添加物が含まれているものもあるというのが現状なので、信頼のおける食事を提供してあげることが大切です。

次に考えられるものとしてストレスが挙げられます。
ストレスがかかると自律神経に影響を及ぼし、免疫力を低下させ病気の発現を招いてしまいます。
ですので食事をちゃんとあげているか、夏場でも冬場でも安定した環境を整えているか、犬が不快に思うようなものがないか、遊んであげているか、運動させているかなど犬にストレスがかからない配慮が必要です。

【薬・治療】

治療方法としては、腫瘍が良性であった場合には稀に手術を行うことがありますが基本的には手術や投薬は行わず経過観察となります。

もし悪性であった場合、即ちガンであった場合には手術を行うことによって罹患部分を切除する方法や抗がん剤を投与することによってガン細胞の働きを抑える方法、放射線を照射することによりガン細胞の成長を遅らせるまたは縮小させる方法、本来体が持っている免疫力で闘う免疫療法など
多くの選択肢があります。医師からの説明を理解した上で最適な方法を選んで上げましょう。

腫瘍という犬の病気は兎にも角にも早く発見することが鍵となってきます。
そのためには普段からのスキンシップで犬の生活を見守っていてあげることが大事です。

「腫瘍(しゅよう)」になりやすい犬種

  • ゴールデン・レトリーバー
  • シェルティー
  • マルチーズ
  • シーズー