肝臓病の症状や原因、治療法について

犬の病気の中で、なかなか早期発見することが難しいとされる病気は、犬の肝臓病といわれています。

犬の肝臓病は症状があらわれにくく、飼い主が気づいたときには症状が進んでいた、ということが往々にしてあるからです。

肝臓には痛みを伝える神経がないので、飼い主がなかなか飼い犬の異変に気づくということができないのです。
ですので、犬の病気の中でも肝臓病はとくに注意をはらっておく必要があり、早期で発見するには動物病院での定期的な健診をすることが必要になってきます。

【症状】

これらの症状が見られるようだったら、早めに動物病院に行って獣医師に診察してもらうようにしましょう。

犬の肝臓病のおもな症状としては、食欲がない、体重が前より減る、水を飲む量が増える、
おしっこをする回数が増える、嘔吐、下痢、軟便、歯茎が黄色っぽくなる、などが挙げられます。

犬の肝臓に異常があるかどうかは、獣医師がおこなう血液検査の数値の結果でわかります。

【原因】

原因にはさまざまな要因があるといわれ、これといって特定するということはなかなか難しい。

細菌やウイルスの肝臓への感染、食事や薬物からのダメージ、肥満によって肝臓に脂肪が溜まっている、門脈体循環シャント、腫瘍や外傷などの外的要因などが考えられます。
【薬・治療】

治療は血液検査で診断したあとに、でている症状を改善するための薬での治療がおもになります。

獣医師によっては、なるべく犬の肝臓に負担にならないように栄養を与えるために、漢方薬やサプリメントなどを使用することもあるそうです。
これらの漢方薬やサプリメントは、肝臓病の犬に一定の効果があった、という報告が飼い主のほうから聞かれています。
薬ではないのでそんなに神経質にならずに飼い主が与えることができるでしょう。
治療の中で「食事療法」の占める位置は重要です。

脂肪分は控え、タンパク質、脂肪、アルギニン、亜鉛、ビタミン、L-カルニチンなどをふくんでいる療法食を与えるようにしましょう。
そして、いつも新鮮で綺麗なお水を飲ませてあげることも大切です。

肝臓という臓器は、自己再生がつよいといわれているので、早期であれば充分に回復が見込まれる臓器です。
ですので、やはり早期発見が鍵になりますので、普段から飼い犬にたいして注意をはらい、動物病院で定期的な健診をおこなうようにするのがおすすめです。
もちろん日頃からの食事やおやつに気をつけたり、適度な運動をさせるということも予防にとって重要です。

「肝臓病」になりやすい犬種

  • ベトリントンテリア
  • ウェストハイランド・ホワイト・テリア
  • スカイ・テリア